性格の不一致が原因
2017.03.10

ネクタイ離婚の原因は様々ですが、中でも性格の不一致が原因で離婚したいと思う女性が圧倒的に多いです。元は他人同士、性格がぴったり合う人はほとんど居ないと思います。付き合っていた時には癖や欠点を理解して結婚したはずなのに、長く生活を共にすると欠点や性格に嫌悪を感じ、二人の間に溝を作ってしまうのです。一緒に居ることさえ辛くなり、「離婚」という選択をするのです。ですが、ただ性格が合わないと言う理由だけでは正当な離婚の理由にはなりません。性格の不一致とは言いますが「性生活」「金銭」「趣味」「育児」などこう言った事も性格の不一致に入ります。性格の不一致は正当な離婚の理由にならないと言いますが、調停や裁判で認められる離婚原因があれば離婚は出来ます。

法廷離婚原因の中に「婚姻の継続が困難な重大な事由がある場合」とあります。性格の不一致は離婚になりませんが「性格の不一致で別居をしていた」となれば話は別ですし、性格の不一致である証拠(日記など)があれば調停や裁判でも離婚は出来ます。ですが、「〇年、別居していたから離婚が成立しますよ」といった決まりがないです。調停では「調停委員」、裁判では「弁護士」によってこの年数の見解が変わってきます。性格の不一致である証拠についても「口頭」では証拠になりません。日記などと書きましたが、日記、手紙、録音などの証拠が必要です。性格の不一致が原因で離婚を本気で考えているのなら、まめに日記を付けるなどすると役に立つ時がくるかも知れないですよ。更に、性格の不一致から喧嘩が絶えず、暴力を振るわれるようになった性格の不一致がきっかけとなり、不貞や暴力があった場合は法的にも認められている離婚原因になるので、調停でも離婚が可能になります。

次に、離婚すると慰謝料が貰えると勘違いしている人も多いです。もし、性格の不一致が原因で調停を行った場合に「離婚」が決定しても、離婚が決定しただけで慰謝料が貰えると決定したわけじゃありません。性格の不一致が引き金になり、暴力や不貞があった場合には慰謝料の対象となります。ですが、性格の不一致だけでは、どちらかが悪いと判断されません。両方に原因があると判断される事が多いです。性格の不一致だけでは離婚すら難しいのですから、慰謝料もほとんどの場合はもらえません。慰謝料が欲しくて性格の不一致での離婚を弁護士に相談しても暴力や不貞がなければ可能性は低いので、財産分与や扶養的財産分与を活用した方が良いと思います。

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